2020年07月30日

第1232回 昭和日本の産業遺産を見に行こう 国産旅客機YS−11編

 前回からの続きよ。

 さて到着した本日の本隊メンバーは、言い出しっぺのtominubian君と伽枕流君。そしてドライバーのBlack Junk氏の3名。
 まあ「車で来る」なんて話があったので、「tominubian君って車持ってたっけ?」と思ったが、某駅の時点で「やっぱBlack Junk氏の車か」と思った次第。
 集まったところで受付をしつつ、検温と消毒をして会場入り。そこには…
YS−11量産初号機の後ろ姿
 YS−11の量産初号機が鎮座してました。係員の話を思い出しつつ箇条書きすると…

 ・元々は国土交通省所有だったが、退役後に国立科学博物館に所有権が移り、羽田空港の格納庫で保管してた
 ・本当なら航空博物館的な物を作る予定だったが、結果的にそこまで至らず
 ・羽田空港の国際化で駐機場が足らなくなってきたので移動不可避となる
 ・で「ザ・ヒロサワ・シティ」が引き受ける事になった
 ・輪切りにして持って行くと飛行機として飛べなくなるので、それだけは避けたかった
 ・しかしバラして持って行くには、組立時に整備資格(飛行機整備には必要だそうな)が必要となる
 ・最初メンテ元だった日本飛行機(株)に話をしたが、作業する余裕が無かった(つーか5年先まで仕事が埋まってて無理だったそうな)
 ・なので整備資格を所有してる老技術者を片っ端から集める
 ・必要工具やら治具等は、文部科学省経由で防衛省(航空自衛隊?海上自衛隊?)より広報活動の一環として借りる
 ・ここでの組立は飛行機を飛ばせるレベルでの作業となる
 ・老技術者の勘が戻って動きが良いけど、熱射病が怖いので8月一杯は作業中止

 以上の事をまあ熱っぽく語る係員。つまりは「滑走路があったら飛ばせます」って感じで整備しているそうな。そりゃ熱いのは夏の暑さだけじゃなかった。
 説明が終わり、撮影の為解散となり、遠慮なぞせずバシャバシャ撮影しまくる。
外されてた水平尾翼
 外されたままの水平尾翼。取付穴からして、もはややり方が模型。
オレンジ色のがYS−11支え台
 自衛隊から借りたというYS−11用の支え台。まあ現役が3機位って話なので、しばらくは貸してても平気なんだろうなぁ。
 んでもって、本来ならある筈のフラップ(高揚力装置とも言う)やらエルロン(補助翼とも言う)が未だ取付いてない。この作業場にはお立ち台もあったので、そこからも撮影する。
お立ち台からの展望
 そのお立ち台の横には…
垂直尾翼のパーツ群
 垂直尾翼がバラされた状態で置かれてました。模型だとココは本体と一緒だが、実物だとちゃんと分離可能なんですな。
 しかしパーツだけ見ると、なんだか1/1プラモデルと言わんばかりの構造だったり、わざわざ飛べる状態を維持しつつ持ってきたってのが、ヒシヒシと伝わる訳でして。
 とはいえ、この角度じゃ撮影出来る物が少ないので、園内を回りつつ撮影していく事にする。

 今回はコレまで。次回に続くのよ。
posted by 島々な人 at 22:31| Comment(0) | 旅行・紀行もの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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